セミナーとコンサートのコラボにまつわるはなし

初回の市民セミナー開催は、東日本大震災が起こった2011年7月です。朝日カルチャーセンターとの共同企画の下に、センターの会員向け講座の一環として開催されました。その時のメインテーマは「正しく知って怖がろう 放射能」でした。これ以来、再生可能エネルギー、地球環境負荷低減、健康と生命などをテーマとするセミナーが開催されてきました。

コンサートを同時に行うようになったのは以下のような第2代代表 友清の思いからです。

2011年3月11日の東日本大震災の後、現地でボランティア演奏会に参加された仙台フィルのコンサートマスター神谷未穂さんのインタビューをラジオで聞いたのがきっかけです。被災者の多くが、演奏を聴いて、癒された、元気づけられた、励まされた、生きる勇気が湧いた、といった感想を語ってくれました、とのコメントを聞きました。音楽は記憶にしか残らないけれど、その記憶がたまると、生活も心も豊かになります。音楽の持つ不思議な力を認識した友清は、市民セミナーの前にコンサートを開きたいという思いを持ち続けていました。もちろん、セミナーだけだったら、参加をためらう人達の心の垣根を低くするであろう、との期待もこめられていました。

副代表の大濱の計らいで西南学院大学のホールを貸してもらえることになり、2015年春に最初のセミナーとコンサートのコラボが実現しました。この時は山口千恵さん(ピアノ演奏)、笹尾春美さん(オペラ独唱)、神野和美さん(トーク)が出演されました。2回目(2016年)は九大ピアノの会(学生・職員の自主的集まり:ボランティアで施設慰問、九大病院小児病棟でのクリスマスコンサートなどを行っていました)に所属されている職員の藤江敬子さんに出演を依頼しました。3回目(2017年)は、九大ピアノの会の学生さん達が多数出演してくれました。これ以来、春にはコンサートとセミナーが行われるようになり、今に続いています。