当クラブは新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、クラブメンバーおよび参加者の健康管理やマスクの着用、換気や消毒などに十分配慮して活動を行っております。

またイベント時には、利用施設の感染防止対策規定に沿った内容で実施しております。

Reports

2022

秋の実験プログラム「フクロウの食事から森の生態系と食物連鎖について知ろう」を福岡市科学館にて実施しました。猛禽類の仲間であるフクロウがどのような暮らしをして、何を食べて生きているのか。メンフクロウ のペリットを教材として用いたプログラムです。(ペリットというのは肉食の鳥類が吐き出した未消化の毛や骨、昆虫の外骨格などが含まれる塊で、食性を知るための教材として用いられています。)

まず最初にフクロウについてのお話をしてから、実験用に滅菌されたペリットを一人ひとつ分解していただいたきました。一体何が出てくるのか…ドキドキしながら実験が開始しましたが、出てきた骨と骨格図を見比べながら、皆さん時間を忘れて夢中で取り組んでくださいました。

森の生態系や食物連鎖についてもフクロウの生活史とともにお伝えしました。自然環境やそこに棲む生きものたちについて考えていただくきっかけになれば嬉しいです。

久しぶりの対面の実験教室ということで緊張もしましたが、参加者の方と言葉を交わしながら、実験室の中での皆様の交流もあり、楽しい時間となりました。

2022. 10. 29  (土) / 10. 30 (日) 

2022. 09. 04  (日) / 09. 11 (日)※9/11は中止 

福岡市科学館フィールドワーク「和白干潟の生きもの観察会」で講師を務めました。

今回のイベントは、事前学習と観察会の二部構成になっていました。事前学習では、干潟がどういうところなのか、干潟の機能とはということや、干潟に棲む生きものたちの特徴について分類などのお話をクイズ形式でさせていただきました。

翌週に予定されていた観察会を楽しみに事前学習を終えたのですが、残念ながら和白干潟での野外観察会は熱中症アラート発令のため中止となってしまいました。

しかし後日、福岡市科学館の担当の方から大変嬉しいご報告をいただきました。観察会に参加予定だった方から「和白干潟に実際に行ってきました!」とご連絡があったそうです。和白干潟だけではなく、同じく福岡にある今津干潟も行きました、という方も。カニやカイなどさまざまな生きものの写真を送ってくださった方もいらっしゃいました。

みなさんと一緒に野外観察に行くことはできませんでしたが、今回のイベントを通して、干潟やそこに棲む生きものについて興味や関心を持っていただけたら嬉しいです。

2022. 04. 26  (土)  

春の市民セミナー ミクロから見える命の神秘5を実施しました。

昨年に引き続き、西南大学のコミュニティセンター(ホール)をお借りして今年もセミナーを実施することができました。今回も二部構成で前半にコンサート、後半にサイエンスセミナーを開催いたしました。

コンサートでは、チェロの阿曽沼 祐司(あそぬま ゆうじ)様、ピアノの藤江 敬子(ふじえ けいこ)様のお二人にエルガーの愛の挨拶など素敵な曲を演奏していただき、会場は大いに盛り上がりました。

後半のサイエンスセミナーでは、「RNAって何だろう?私達との関係について」と題し、産業医科大学教授の森本 景之(もりもと ひろゆき)先生にご講演いただきました。ワクチンに関連して耳にする機会も多くなったRNAとは何か。基本的なお話から研究のことまで、さまざまなお話をしていただきました。質疑応答は熱い議論も飛び交う時間となりました。

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2020〜2021

2021. 04. 17 (土)  

春の市民セミナー ミクロから見える命の神秘4を実施しました。

昨年度は新型コロナウイルスの影響を鑑み延期されましたが、本年度は感染防止対策に配慮しながらも、無事実施することができました。

西南大学のコミュニティセンター(ホール)をお借りして実施された本セミナーは、

前半のコンサート、後半のサイエンスセミナーの二部構成でした。

コンサートではバイオリニストの堤 麻衣子(つつみ まいこ)様に素敵な楽曲の数々を演奏していただきました。ご参加いただいた方から、久しぶりに生の音楽に触れることができた、とお喜びの声をいただきました。

また引き続き行われたサイエンスセミナーでは、「敏感肌のスキンケア〜基礎医学から見た皮膚の正しいお手入れ方法〜」と題し、久留米大学医学部の力丸 由起子(りきまる ゆきこ)先生にご講演いただきました。

マスク生活の長期化もあり肌のトラブルを抱える方も多く、質疑応答の時間には会場の皆様から様々なご質問をいただきました。またその後の談話の時間も充実したものとなりました。

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2021. 03. 21 (日)

春休みこども理科教室 【ミクロの世界の不思議?!】を実施しました。

昨年度は新型コロナウイルスの影響を鑑み延期されましたが、本年度は感染防止対策に配慮しながらも、無事実施することができました。

ご参加いただいたのは、お子さん16名と保護者の方11名です。

当クラブ代表・友清より、「光学顕微鏡と走査電子顕微鏡の違い」についての解説を行い、その後4グループに分かれて、4テーマを30分ごとに交代しまわっていただきました。

ご協賛いただきました日本電子株式会社様、株式会社日立ハイテクノロジーズ様、誠にありがとうございました!

今回、利用した装置は以下のとおりです。

・SEM (JCM-6000Plus):日本電子株式会社様より

・SEM (TM4000Plus), ライカ実体顕微鏡S9i:株式会社日立ハイテクノロジーズ様より

・三眼鏡ズーム実体顕微鏡 (AmScope 7X-180X), ライカ製顕微鏡:サイエンス福岡クラブ


なお、本実験教室は福岡市教育委員会ならびに日本顕微鏡学会のご後援をいただき実施されました。

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2020. 08. 13 (木)

夏の実験教室 【光と色の科学~偏光万華鏡を作って考えてみよう】を実施しました。

今回の実験教室は福岡市科学館のセミナー・講座として、前半・後半の2回行われました。

前半では『光の正体 万華鏡を作ろう』、後半では『光と電波、偏光と回折の実験、分光器を作ろう』をテーマに、それぞれ講義と実験・工作を体験していただきました。


2020年より前のイベント報告については現在移行作業中です。

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